フーナーテスト
フーナーテスト
フーナーテストとは、排卵時期に合わせて性交をした後、子宮頚管粘液に元気な精子がどのくらいいるかを調べる検査です。
フーナーテストを行なってこの精子の状態を検査することにより、頸管粘液は精子が泳げるほど十分に出ているか?抗精子抗体が邪魔をしている心配はないか?などを調べることが出来ます。
【フーナーテストの結果】
フーナーテストで多数の運動性精子が確認できれば、高確率での妊娠が期待できます。
400倍視野当たりの運動精子数で判定
- 優 15個以上
- 良 10〜14個
- 可 5〜 9個
- 不良 4個以下
【抗精子抗体】
抗精子抗体とは、精子の運動能力を低下させてしまう抗体のことで、免疫性不妊の原因の1つとされているものです。
フーナーテストの結果が不良の場合(精子の大部分が不動性精子の場合)、抗精子抗体の存在が疑われるため、抗精子抗体検査が必要になることもあります。
【フーナーテストの費用・料金】
大体、2000円前後のことが多いようです。
【フーナーテストのQ&A】
Q.1
フーナーテストって痛いですか?
A.1
ほとんどの人は無痛、あるいは、ごくわずかな痛みを感じる程度です。
Q.2
フーナーテストをする時期は?
A.2
子宮頚管粘液の粘度が強いと精子の運動量が落ちてしまうため、粘液の粘度がサラサラになる排卵日が1番適しています。病院では、「排卵期に御主人と関係を持った翌日に来て下さいね」なんて言われちゃいます。
Q.3
フーナーテストの結果が悪かったら?
A.3
精子の量や運動量は、男性のそのときの精神状態や食生活、ストレスなどに大きく影響されるため、フーナーテストの結果は1度ではとても判断出来るものではありません。正確な検査結果を得るためには、何度も繰り返してテストすることが大切です。
Q.4
フーナーテストの結果が悪いとその周期は妊娠できない?
A.4
射精された元気な精子は1時間もしないで卵管まで到達すると言われているため、フーナーテストで検査された精子は粘液に残された、もともと元気のない精子の可能性が高く、結果が悪くても妊娠する可能性はもちろんあります。
Q.5
精液検査との違いは?
A.5
精液検査は精子そのものの運動性や数を調べる試験で、フーナーテストは主に精子と子宮頚管粘液との相性を調べる検査です。
とても参考になります。
これからもいろいろここで勉強したいと思いマース!