フーナーテスト
フーナーテストを受けるには?
フーナーテストは頸管粘液は精子が泳げるほど十分に出ているか?抗精子抗体が邪魔をしている心配はないか?などを調べることによって、妊娠をする際に問題がないかどうかを調べるテストですが、このテストは産婦人科で受けることが出来ます。
フーナーテストは排卵の少し前、子宮頚管の粘液の量が増えて精子が入りやすくなったときに行いますが、大体予約された時間の3時間から8時間前にセックスを行なう必要があります。
その後検査で運動精子数を調べることで、妊娠の可能性を推測することが出来ます。
ただし、フーナーテストは1回行なっただけでは不正確なため、より正確な検査結果を知るためには数回のテストを行なう必要があります。
フーナーテストの料金・費用
フーナーテストは産婦人科で受けられますが、ここではフーナーテストの料金・費用について説明させて頂きたいと思います。
フーナーテストの料金・費用自体はそんなに高いものではなく、病院によっても多少差はありますが、大体2000円程度、高くても3000円程度です。
安いところでは、1000円くらいで検査を受けられる場合もあります。
ただ、フーナーテストは1回行なっただけでは正確な判断が難しいため、より正確な判定をするためには何度か検査を行なう必要があります。
そう考えると、2〜3回検査を行なったとして、フーナーテストにかかる料金・費用の合計は、おそらく5000円前後になることが多いと思います。
フーナーテスト
フーナーテストとは、排卵時期に合わせて性交をした後、子宮頚管粘液に元気な精子がどのくらいいるかを調べる検査です。
フーナーテストを行なってこの精子の状態を検査することにより、頸管粘液は精子が泳げるほど十分に出ているか?抗精子抗体が邪魔をしている心配はないか?などを調べることが出来ます。
【フーナーテストの結果】
フーナーテストで多数の運動性精子が確認できれば、高確率での妊娠が期待できます。
400倍視野当たりの運動精子数で判定
- 優 15個以上
- 良 10〜14個
- 可 5〜 9個
- 不良 4個以下
【抗精子抗体】
抗精子抗体とは、精子の運動能力を低下させてしまう抗体のことで、免疫性不妊の原因の1つとされているものです。
フーナーテストの結果が不良の場合(精子の大部分が不動性精子の場合)、抗精子抗体の存在が疑われるため、抗精子抗体検査が必要になることもあります。
【フーナーテストの費用・料金】
大体、2000円前後のことが多いようです。
【フーナーテストのQ&A】
Q.1
フーナーテストって痛いですか?
A.1
ほとんどの人は無痛、あるいは、ごくわずかな痛みを感じる程度です。
Q.2
フーナーテストをする時期は?
A.2
子宮頚管粘液の粘度が強いと精子の運動量が落ちてしまうため、粘液の粘度がサラサラになる排卵日が1番適しています。病院では、「排卵期に御主人と関係を持った翌日に来て下さいね」なんて言われちゃいます。
Q.3
フーナーテストの結果が悪かったら?
A.3
精子の量や運動量は、男性のそのときの精神状態や食生活、ストレスなどに大きく影響されるため、フーナーテストの結果は1度ではとても判断出来るものではありません。正確な検査結果を得るためには、何度も繰り返してテストすることが大切です。
Q.4
フーナーテストの結果が悪いとその周期は妊娠できない?
A.4
射精された元気な精子は1時間もしないで卵管まで到達すると言われているため、フーナーテストで検査された精子は粘液に残された、もともと元気のない精子の可能性が高く、結果が悪くても妊娠する可能性はもちろんあります。
Q.5
精液検査との違いは?
A.5
精液検査は精子そのものの運動性や数を調べる試験で、フーナーテストは主に精子と子宮頚管粘液との相性を調べる検査です。